「老衰で死ねるのなんて人間くらい」 日記形式

エッセイ

悟れたレベルでハッとさせられたかもしれない。

発端は、「野生動物が老衰で死ぬことはほとんどない」というブログ記事を読んで。
野生動物はほとんど病気か、外敵に襲われるなどして死ぬ。
寿命を全うするまで生きれるということがほぼない。
ところが現代の人間は、それが全く当たり前のこととして生きている。
理想の人生プランを立てて、やりたいことをやって、手に入れたいものを手に入れて、
その上で老衰で死ぬ。
老衰で死ねるのなんて人間くらいだ。
なんという贅沢なのか。
欲望のネジがバカになってしまっているのではないか。

と言う内容の記事だった。

これは何も野生動物に例えなくとも、
自分のおじいちゃんたちの両親くらいの時代なら
普通に病気で若くして死んでいたり、
戦争で死んだりしている。
昔の話を持ち出さなくても、
外国ではまだまだそんな地域だって未だにある。

ほんのここ数十年の話。
それなのにもう自分たちはそれを当たり前に思っている。
年金の事などを考えて仕事を選んだり、老後2000万問題を心配したりしている。
果たして今を生きているのだろうか?

結局ここから何を学ぶべきかというと、
そんな本当はとんでもなく貴重な「自分の命」を無駄にするなという事だろう。
言い換えれば、一日一日、今この時間、「自分の時間」を無駄にするなという事だろう。

自分を輝かせよう。
外見や内面を磨き抜く。
食べ物、言葉、良いものを身体に取り入れる。

自分の持てる力を最大に発揮しよう。
自分にしか出来ない事は何か。
それをどこまでもやり抜こう。

老後の心配なんか、どうでも良いんじゃないか?

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