大切な存在のご先祖さま

エッセイ

何故かふと、田辺のおじいちゃんに思いが馳せました。
そのあとすぐに、おじいちゃんのお母さんに思いが馳せました。
そんなに遠くないようで、遠い昔のような存在。
家に行けば写真が飾ってあります(うちには京都のおじいちゃんのお母さんの写真が飾ってある)。

会ったことはないけれど確かに存在してくれていた人たち。
その時代で何を思っていたのだろう。
何を見て、何を感じていたのだろう。
どんな家に住んでいて、日々の暮らしはどんな感じだったのだろう。
夜はどんな事をしていたのだろう。

何というか、そういった人たちとちゃんと繋がっておきたいと思いました。
スマホやPCばかりをずっと覗き込んでいると、
どんどん繋りが薄くなっていく気がしました。
自分のことばかりに精一杯になっていたり、
日々に余りにも忙殺されていても薄れていく気がしました。

夜なんかはそう言った結びつきを確認するように、
また大おじいちゃんや大おばあちゃんがそうしていたであろう様に、
静かに過ごそうと思いました。
同じ様な暮らし方をしていたいです。

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