自分にとっての成功の定義とも言い換えられるかもしれない。
成功したいのなら絶対に意識しておくべきこと。それは
人に夢、希望、気力、生き甲斐、生活する上での張合い、
そう言ったものを与えようということ。
人をだましたり、宝くじやギャンブルで当てる事でも
財を成すことはできる。
だけど自分にとってはこれらは幸せの定義にはならない。
なぜなら自分にとっての幸せの定義とは、
自分の周りの人たちが幸せな顔をしているという事だから。
今現在成功しているといえる人たちの中で、
この定義から外れる人はいないと思う。
人に希望を与えた分だけ、その見返りにお金が入ってくるといえる。
スポーツ選手や俳優、芸人の人や映画監督などは言うまでもない。
有名になればなるほど人に知ってもらえる機会も増えるし、
そうするとますます多くの人に夢を与えたり
明日も頑張ろうという活力や、安らぎを与えられることになる。
だけどそんな派手な職業の人だけではもちろんない。
建築や服飾のデザイナー、アクセサリー作家、街の花屋さんだって
全て当てはまると思う。
あとは、ようは規模のはなしだ。
それでは、その逆も考えてみる。
例えば市役所の仕事、配送業の仕事なんかで考えてみよう。
これらは社会になくてはならない職業であり、
これらの仕事をしてくれている人たちがいるお陰で
みんなの生活が成り立っている。
上記のような花形職業の人たちだって存分にお世話になっている。
ただ対価という考え方でいくと、
純粋に社会への貢献度に応じて報酬を得ているのではないかと思う。
なのでやはりそれなりに高給な場合もあるし、
ただ割と低いところで天井に当たるのではないかと思う。
勘違いしている気がするのは、昔のスターの人たち。
確かに当時の彼らがやっていた事はすごく価値がある。
時代を象徴する顔をなったり、流行歌を出したりして、
若者にエネルギーを与えていた。
今も10代、20代の頃に聞いていた曲を聴いて
懐かしんだり思い出したりさせてもらう事もある。
しかし、これらはもはやビデオ作品や楽曲の功績だ。
もう当人の力ではない。
それを勘違いして最近も、昔のロックスターを名乗る人たちが
バンドを組んだらしいけれど、
反響と言えば、何も聞こえてこない。
誰にも夢や活力、明日も頑張ろうといったエネルギーを
与えられていない。
だけど例えば、矢沢のえーちゃんなんかはそこが違う。
今でもナンバー８３０の車は走っているし、
タオルを使っている人もいる。
新しいファンの開拓はもうしていないだろうけれど、
今でもえーちゃんの存在を必要としている人がいる。
だからえーちゃんは今でもスターだし、食えている。
どれだけ多くの人に、希望や活力や生き甲斐、感動を
与えることが出来るかどうか。
努々忘れてはいけないと思うから、記しておこうと思う。
コメント