結局何が不安なのかと言うと…

そう、不安なのだと思う。安心して自分の進路を決めきれない何かがある。
金銭的な問題や将来性どうこうではない。

先日の話で、「もう同じようなことが起きないように、決まりと言うかもう一度ちゃんと話し合っておく必要がある」と言っていたことに対し、
「それさえも邪魔で、とにかく目的に向けてただやるのみ」と言う話が合った。
さっそく雲行きが怪しいと感じるわけです。
たぶん、そういう事が大事ではないと言ってるわけではない。それは分かる。

でもこと対人関係において、自分がどう言うつもりで言ったとかは問題ではなく、
一番大事なことは”どう伝わったか”、これが全て。
あなたは、自分の周りの人間を、やはり道具だと思ってはいないか?
8月に話していた時に、あいさつや礼を言う事などはさほど重要ではない、
個々が目的意識をもって、自分が何をすべきかを考え、実行していく事が大事だという話があった。
少なくとも自分はそう受け取った。
では仮に、松山千春さんがラジオに呼んでくれたら、その時お礼を言わないのか?
言わないならあってる。ただし言うのならおかしい。
松山千春よりはるかに大事なクルーに対しては言わないというのはおかしい。
そういう人とは、やっていけないという話なのである。

自分は基本的に、自分の価値観を人に求めることはしない。
でもここの関係は、例えば会社の中の同僚や上司と部下の関係とは違う。
それなら適当な距離感を保ちながら、
上手い事立ち回っておけば勝手に給料も入ってくる。
だけど自分たちは全く違う。
いわばそれぞれがハンドルであり、タイヤであり、エンジンである。
それぞれがしっかりと整備されていて接続されていないといけない。
それでやっとトルクが出せる。
ネジが緩んでいてタイヤが外れでもしたら、大事故になると言うわけだ。

何を成し遂げるかは大事。
だけどそれと同じくらいかそれ以上に、誰と成し遂げるかが大事。
野球で言うバッテリーでなければならないと思うが、
そこにまだ不安が付きまとっている。

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