覚悟を決めるとか、覚悟が無いとか言うけれど、覚悟の感覚が分からなかった。分からないんだから、要するに覚悟は無かった。きっとそれは言葉で読んでも教えてもらっても意味がなく、感じるもの。決めようとして決まるものじゃない。
覚悟とは、ある種の諦めではないかと思う。ただそれは挫折や絶望と言う事ではなく、「やるしかない」と心が決まること。運命を受け入れること。例が適切ではないかもしれないけど、特攻隊員の人たちはみんな覚悟は決まっていたと思う。
覚悟とは、迷いが去ること。そういう意味では、ついに覚悟が決まった瞬間を感じた。いつもの大事な風呂掃除の時間。どうして大事かと言うと、一番アイディアが湧いてきたり考えがまとまったりするから。
先日おっちゃんたちと食事に行って、その時改めてうちの親戚は事業家だらけだなと感じた。リフォーム事業、ケーキ屋さん、楽器店、みんな独立してる。親世代も陶芸や詩人をやっていたりする。おじいちゃんも西陣織をしていたし、先祖を辿るとヤクザ屋さんもいたらしい。そりゃ会社員なんてDNAが反発するに決まっている。もともとそう言う血筋なんだようちは。ちなみに結局みんな金銭面でも上手くいっている。
こりゃもう仕方がない、普通の会社員になるのは諦めなさい。ストンと腑に落ちた。逆に言うと、一生outubeをやる覚悟、陶芸をやる覚悟、音楽をやる覚悟が体の中に入ってきた。
覚悟って、鉢巻を巻くようなものではなかった。「当たり前になること」と言えるかもしれない。
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